サーフボードの選び方について
これからサーフィンを始めようと思っている方に向けて、サーフボードの正しい選び方を分かりやすく説明します。また、サーフィンには専門用語が多数存在します。サーフボードを買いに行っても「???」とならないよう、このページ内の用語だけでも知っておきましょう。
サーフボードの形状について
レベルやライディングスタイルに応じて、ボードの形も変わってきます。まずはサーフボードの形を知りましょう。
ボードを選ぶときのポイントは3つ。
①ボードの長さ ②ボードの幅 ③ボードの厚み ④ボードの重さ
①ボードの長さ
長さは長ければ長いほどパドリングのスピードが増し波をキャッチしやすくなり沢山波に乗る事ができますがパフォーマンス性は落ちてしまいます。
ビギナーの方はパドリングをボードに助けてもらう必要があるのである程度長さは必要になります。
②ボードの幅
ボードの幅について近年ボードの性能がアップしてボードも短くなっているが広くても回転性が落ちないデザインもありますが基本的にボードセンター(表面Aの部分)の広さとアウトライン(ボードの形)によって違った乗り味になります。
ビギナーの方はノーズエリア、テールエリアの幅を出すと安定性、テークオフのスピードも増すのでお勧めです。
③ボードの厚み
センターのボードの厚みで浮力が調節されます。レール(ボードの両脇部分)にかけて薄くすれば浮力は落ちます。(ボードの断面図B)
ただ、ボードに表記された数字はあくまで目安であって、実際は直に触って厚みを確認し、ご自身の体重やレベルに合ったものを選ぶことをお勧めします。厚みと自分のバランスが不安な方はご相談ください!
PUやEPSなどマテリアルによって浮力も変化します。近年マシンシェイプが確立されリッター表記がありますがシェーパーによってリッター表記に対しての適正体重が変わります。こちらもあくまで目安として考えましょう。
④ボードの重さ
ボードの重さはラミネート(ホームにガラスクロス&樹脂でコーティングする事)とサンディング(余分な樹脂を削る事)によって変わります。樹脂の量を減らす、クロスを軽くする、クロスを1枚にする、などすると重量は軽く仕上がります。
ボードの重さと強度は比例しているので、重ければ丈夫ですし、軽ければ弱いです。
近年様々なマテリアルが発表され軽いEPS素材などがあります。EPSはメリットデメリットがありますがスモールウェブには最適なため人気のマテリアルとなって来ています。
サーフボードの種類
サーフボードは決して安い買い物ではありません。勿論、お財布に余裕のある方はビギナーボードから始められることをオススメしますが、そうでない方は中級 者向けで、若干長く、厚く、広いサイズのボードをオススメします。貴方に合ったサイズのボードを是非LOKOでお探し下さい。
ショートボード
毎週海へ行きます!早く上達したい!!という方にオススメです。上級者向けボードとして、よく使用されるショートボード。ビギナーボードは安定重視、テイクオフ重視で作られている為、海に一生懸命通うとそのボードで得られるレベルに直ぐ達してしまい、わずか半年足らずでボードを買い換えなくてはいけなくなってしまうからです。
◆ショートボードの特徴◆
- ドルフィンスルーやアップス&ダウンなどのアクティブに動く技がやりやすくなる。
ファンボード
暖かいシーズンだけサーフィンを楽しみたい方、初めてサーフィンをされる方にオススメです。ビギナーボードとして、よく使用されるファンボード。
冬を空けてしまうとボードをうまく扱えるようになるまでに結構な時間がかかります。無理に上級者向けのボードを選ぶより、じっくり、ゆっくりサーフィンを勉強したい方はファンボードの方が楽しくサーフィンが出来ると思います。
◆ファンボードの特徴◆
- ・安定したテイクオフ
- ・波に沿って斜めに走る事
ロングボード
ヒザコシのような小さい波でも楽しむことが出来ます。勿論大きな波でも使用可能です。
ショートボードのように細かい動きは出来ないが、板の上を歩いたり、板の先端に乗ったり
ショートとは異なった波乗りの楽しむ事が出来ます。